第六代孝安天皇玉手丘上陵

	こうあんてんのうたまてのおかのえのみささぎ
第六代	孝安天皇玉手丘上陵

孝安天皇陵

御陵所在地　　　奈良県御所市玉手　地図
御陵形式　　　　円丘
例祭日　　　　　二月二十三日
御陵印拝受場所　宮内庁書陵部畝傍陵墓監区事務所　奈良県橿原市大久保町71-1
『参陵備忘録』該当ページ
 宮内庁ウェブサイト該当ページ
第六代　孝安天皇（こうあんてんのう）
国風諡号
日本足彦國押人尊（やまとたらしひこくにおしひとのみこと）
御異名
大倭帯日子國押人（おほやまとたらしひこくにおしひと）
皇居
室秋津島宮（むろのあきつしまのみや）奈良県御所市室
御生誕
孝昭天皇四十九年（B.C.427）
即位
孝安天皇元年（B.C.392）一月七日
崩御
孝安天皇百二年（B.C.291）一月九日

交通機関
（情報は全て平成十七年三月現在）
JR和歌山線「玉手」南徒歩約3分
近鉄御所線「近鉄御所」南東徒歩約40分

JR大和路線（関西本線）「天王寺」～「王寺」乗換～和歌山線「高田」経由～「玉手」：運賃740円
JR大阪環状線「大阪」～JR大和路線（関西本線）「天王寺」経由～「王寺」乗換～和歌山線「高田」経由～「玉手」：運賃950円
近鉄南大阪線「あべの橋」～「尺土」乗換～御所線「近鉄御所」：運賃610円
JR奈良線「京都」～「奈良」乗換～大和路線（関西本線）「王寺」乗換～和歌山線「高田」経由～「玉手」：運賃1280円
近鉄京都線「京都」～「大和西大寺」経由～橿原線「橿原神宮前」乗換～南大阪線「尺土」乗換～御所線「近鉄御所」：運賃1040円

JR和歌山線は、「高田」までは一時間三本あるが、その先「御所」「玉手」方面には一時間一本しかない（いずれも昼間帯）。近鉄利用で「近鉄御所」駅に着き、第五代孝昭天皇陵に先に参拝してから、孝安天皇陵に廻るコース（徒歩約40分）をお奨めする。
道順
JR和歌山線「玉手」から

JR「玉手」駅。まわりは田畑、空き地、道路しかない。

駅前から南を望むと、孝安天皇陵を含む小山「玉手丘」が見える。駅を出たところを東（左）に進み、線路と交差する県道116号線を、踏切の手前で渡る。

県道116号線を渡った所。南方向へ道が二又に分かれていくので、右手の県道ではなく、集落へ向かう左手の細い道を進む。

県道から細い道に入る所にある「役小角たらいの森伝承地」の碑。役小角の産湯に使った盥を埋めた場所だという。ちなみに小角が生まれたという吉祥草寺は、先ほどの県道116号線を北に２、３分歩いた所にある。

そのまま進み、満願寺川に架かる玉手橋を渡る。さらにまっすぐ行く。

集落を抜けると目の前に「玉手丘」。孝安天皇陵拝所までは、写真の登り口からさらに３分ほど登る。また、丘を登る途中の分かれ道を行くと、神社や祠、百度石等がある。

近鉄御所線「近鉄御所」から（孝昭天皇陵経由）

「近鉄御所」駅東口を出る。駅前を走る国道24号線を南（駅を出て右、写真では左方向）へ進む。

柳田橋を渡る。柳田川の土手には桜並木。右手はるかに葛城山を望む。

南へ進むと、左手に鴨都波神社がある。さらに南へ。

右手側、岡本整形外科の向こうに見える小山が孝昭天皇陵。中腹に見えているのは、孝昭天皇を祀ると思われる神社「孝照宮」の拝殿・本殿など。

国道の右側を下りる細い脇道を行き、下りた所を右折すれば、孝昭天皇陵正面に至る。孝安天皇陵に向かうにはこのまま国道を進む。

葛城川に架かる御所橋を渡り、「御所橋南詰」の信号から、東（左手）に降りていく細い道に入る。

この道を降りていく。のち、ひたすら東へ向かう。

途中、蛇穴（さらぎ）の集落に入る手前で寄り道すると、野口神社がある。修行中の役小角に懸想して蛇に化身した娘を、民衆が井戸に閉じ込めたという「蛇塚」が境内にある。

蛇穴の集落に入ってからもまっすぐ進み、この分かれ道でも、東に向かう右手の細いほうの路地を行く。

光明寺に突き当たるが、写真右手に回りこんで行く路地を進む。

蛇穴の集落を抜けても、道はまっすぐ東に続いているのでさらに進む。

ついに舗装された道は途切れてしまう。しかし奥に見える小山こそ、孝安天皇陵を含む「玉手丘」である。その手前の御所工業高校あたりまでは、未舗装の細道を行く。

未舗装路はここまで。正面（赤い車がわずかに見える）の道へ進む。右手の建物は、御所工業高校。

御所工業高校の北側を通り過ぎて県道116号線を横切り、満願寺川を渡ると、「玉手丘」を半周する道に突き当たる。右へ行けば満願寺。孝安天皇陵参道正面は、この小山の北側に位置するので、左に曲がる。

山の北側へ回りこんで行くと、孝安天皇陵の駐車場に出る。奥に小さく写っている車は、このページの一番上の写真に見えるワンボックス車と同じもの。

使用カメラ DiMAGE Z5

参考文献宮内庁書陵部陵墓地形図集成

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	JR「玉手」駅。まわりは田畑、空き地、道路しかない。
駅前から南を望むと、孝安天皇陵を含む小山「玉手丘」が見える。駅を出たところを東（左）に進み、線路と交差する県道116号線を、踏切の手前で渡る。
	県道116号線を渡った所。南方向へ道が二又に分かれていくので、右手の県道ではなく、集落へ向かう左手の細い道を進む。
県道から細い道に入る所にある「役小角たらいの森伝承地」の碑。役小角の産湯に使った盥を埋めた場所だという。ちなみに小角が生まれたという吉祥草寺は、先ほどの県道116号線を北に２、３分歩いた所にある。
	そのまま進み、満願寺川に架かる玉手橋を渡る。さらにまっすぐ行く。
集落を抜けると目の前に「玉手丘」。孝安天皇陵拝所までは、写真の登り口からさらに３分ほど登る。また、丘を登る途中の分かれ道を行くと、神社や祠、百度石等がある。

	「近鉄御所」駅東口を出る。駅前を走る国道24号線を南（駅を出て右、写真では左方向）へ進む。
柳田橋を渡る。柳田川の土手には桜並木。右手はるかに葛城山を望む。
	南へ進むと、左手に鴨都波神社がある。さらに南へ。
右手側、岡本整形外科の向こうに見える小山が孝昭天皇陵。中腹に見えているのは、孝昭天皇を祀ると思われる神社「孝照宮」の拝殿・本殿など。
	国道の右側を下りる細い脇道を行き、下りた所を右折すれば、孝昭天皇陵正面に至る。孝安天皇陵に向かうにはこのまま国道を進む。
葛城川に架かる御所橋を渡り、「御所橋南詰」の信号から、東（左手）に降りていく細い道に入る。
	この道を降りていく。のち、ひたすら東へ向かう。
途中、蛇穴（さらぎ）の集落に入る手前で寄り道すると、野口神社がある。修行中の役小角に懸想して蛇に化身した娘を、民衆が井戸に閉じ込めたという「蛇塚」が境内にある。
	蛇穴の集落に入ってからもまっすぐ進み、この分かれ道でも、東に向かう右手の細いほうの路地を行く。
光明寺に突き当たるが、写真右手に回りこんで行く路地を進む。
	蛇穴の集落を抜けても、道はまっすぐ東に続いているのでさらに進む。
ついに舗装された道は途切れてしまう。しかし奥に見える小山こそ、孝安天皇陵を含む「玉手丘」である。その手前の御所工業高校あたりまでは、未舗装の細道を行く。
	未舗装路はここまで。正面（赤い車がわずかに見える）の道へ進む。右手の建物は、御所工業高校。
御所工業高校の北側を通り過ぎて県道116号線を横切り、満願寺川を渡ると、「玉手丘」を半周する道に突き当たる。右へ行けば満願寺。孝安天皇陵参道正面は、この小山の北側に位置するので、左に曲がる。
	山の北側へ回りこんで行くと、孝安天皇陵の駐車場に出る。奥に小さく写っている車は、このページの一番上の写真に見えるワンボックス車と同じもの。